ヴィレッジブックスのアメリカンコミックス情報サイト

2017.01.19

DC・コミックス

アレックス・ロスの超絶アートとDCコミックス愛が炸裂!
『ジャスティス Vol.1&2』

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今回は『ジャスティス Vol.1』『ジャスティス Vol.2』をまとめてご紹介いたします。
圧倒的な画力とリアルな絵画的な表現によって、『キングダム・カム』『マーヴルズ』といった伝説的名作を手がけ、コミックアート界に絶対的な地位を築いたアレックス・ロス。
彼の手がける作品は、キャラクターがその世界で息づき生活していることがありありと伝わってくるような、体温のあるリアリティが特徴的です。
これらのアートは、ひとつひとつのシーンごとに、モデルとなる人物の写真を撮り、光の当たり具合までも研究し尽くした、ロス特有の緻密な技法で描かれています。実際のモデルを使いながらも平板なリアリズムに陥ることなく、実に活き活きとした表情で立ち振る舞うキャラクター、それに写実性とドラマ性を兼ね備えた色使いと描写が加わることで、虚構を越えた世界観を作り出しているのです。

しかし当然のことながら、このような手法をとるロスのアート制作には、他のアーティストに比べて大きな手間がかかるため、どうしても寡作になってしまいます。その結果、アレックス・ロスがコミックス本編のアートを手掛けることはなかなか無いのも事実。
そんな数少ないアレックス・ロス作品の中で、最大級のボリュームをもって描かれたのが本書『ジャスティス』なのです。
この作品制作を可能としたのは、ペンシラーにダグ・ブレイスウェイト、共同原作にジム・クルーガーを迎えたチーム編成です。アレックス・ロスの担当は共同原作とカラーリングですが、ダグ・ブレイスウェイトの高い画力、構成力が非常にマッチしており、これまでのロス作品に勝るとも劣らない超絶クオリティを生みだしています。
「ジャスティス(正義)」という直球なタイトルは、企画段階では『VS.』というタイトルでしたが、本書はその名の通り、スーパーヒーロー連合とスーパービラン連合の全面対決を通して「正義」の在り方を問う、アレックス・ロスのDCコミックスへの、ひいてはスーパーヒーローコミックへの愛情が結晶化したかのような一冊と言えるでしょう。

改心したスーパービランたちに追いつめられるジャスティス・リーグ!

物語は、スーパービランたちが繰り返し見続けている、ある「悪夢」から始まります。
地球滅亡の日、炎に包まれた世界でなすすべもなく倒れるジャスティス・リーグ・オブ・アメリカの面々。
世界が破滅してしまっては、当然ながらビランたちの生きる場所も無くなってしまいます。そんな事態に陥るまで、ジャスティス・リーグは一体何をしていたのか? この悪夢は現実のものになると考え、怒りに駆られたビランたちは、レックス・ルーサーの号令の元、リージョン・オブ・ドゥームを結成。ヒーローたちに代わって人々をより善き世界に導くため、行動を起こし始めました。
ポイズン・アイビーによる砂漠の緑地化など、今まで犯罪に使ってきた自らの能力を、人類の救済に向けるビランたち。そしてルーサーを中心としたビランたちは、「ジャスティス・リーグの面々は、十分な能力を持ちながらもそれを使ってこなかったことで、格差と貧困を肯定し続けてきたのだ」という告発を全世界に向けて行ったのです。
人々の心がジャスティス・リーグから離れる中、ビラン達は、各ヒーローの弱点をついた攻撃を仕掛け、彼らは追い詰められていきます。そして苦境の中、ヒーロー達はビランの背後にある人物がいることに気づきます。黒幕の真の目的とは何なのか? 彼らはその謎を解き、巻き返しをはかるべく行動を開始します。

正義vs.正義

この物語は『NEW52』シリーズなどDCの中心的な世界観とは異なる、本書独自の世界観で展開されています。
基調となっているのはアレックス・ロスが一番思い入れのあるシルバーエイジのデザインと設定ですが、端々に新たな設定が取り込まれていますし、物語やキャラクターの持つテーマ性は現代的なものとなっています。
またビランたちは、いつものように悪事をなそうとせず、世界を良くするために行動しようとしています。こうしたビランの「正義」に対し、傷を負いながらも勇気を奮い起こし、自分の信じてきた「正義」をもって抗しようとするヒーローたちの姿は、読む者に正義とは何なのかという問いを呼び起こすことでしょう。
またこうした大作クロスオーバーならではの、各キャラクターの異なる立場や心情の描写も奥深く、アレックス・ロスの美しい絵と相まって、一大叙事詩と呼べるようなスケール感のある物語に仕上がっています。

重厚なストーリーや絵もさることながら、それ以外にも、スーパービラン連合にハブられてしまったジョーカーや、美麗なアートで描かれるプラスチックマンとエロンゲイテッドマンの伸び人間対決(?)など、細部にネタが仕込まれており、読むたびに新たな発見があることは間違いありません。

多数のキャラクター、複雑かつ重厚な物語……と、こう説明すると、DCコミックスに対する深い知識が必要な作品と感じられるかもしれません。しかし読んでみるとまったくそんなことはありません。読みやすさは抜群ですし、むしろこの作品から読み始めても問題なく楽しめる王道の面白さで、ヒーローコミックの入り口としてもオススメできる一冊です。
何よりアメコミファンならずとも一度は触れておきたいアレックス・ロスのアートを、長編で思う存分堪能できるのです。1コマ1コマを額に入れて飾りたいくらいのクオリティのアートが、めくってもめくっても続いていく感動は計り知れません。ぜひアレックス・ロスが心血を注いで制作した、この記念碑的な作品を読んでいただきたいと思います。

文・石井誠(ライター)

2017.01. 6

マーベル・コミックス

アスガルド追放! ミヨネア破壊!
ソーはロキとDr.ドゥームの陰謀からアスガルドを救えるのか!?
『ソー Vol.3 -別離-』

今回は通販限定「マーベル・マスト・リード」シリーズ『ソー Vol.3 -別離-』を紹介します。
雷神ソーの復活と新しいアスガルドをめぐって展開してきたシリーズの締めくくりとなる一作です。

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J・マイケル・ストラジンスキーが手掛けた、ソーの復活譚である『ソー』3部作は、時系列としては『シビル・ウォー』『シークレット・インベージョン』『シージ』のメインとなる物語の裏で展開してきました。そして本シリーズで語られた新しいアスガルドの物語は、『シージ』においてメインストリームに合流、大局の鍵を握る存在としてクローズアップされていきます。

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アメリカの片田舎に再建された神々の国アスガルド

『ソー』の物語は、アスガルドで繰り返される死と再生の運命の円環「ラグナロク」を断ち、虚空に消えたはずのソーの復活、そしてアメリカのオクラホマ州上空にアスガルドを再建するところから始まりました。
『ソー Vol.1 -帰還-』においてソーは、アスガルドの完全復活のため、記憶を失い人間となって暮らしていたアスガルドの神々を捜し出し、本来の姿へと立ち返らせていきます。
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その中には女性に転生し、姿と共に心も改めたかに見えたロキの姿もありました。
しかし案の定と言うべきか本性を隠していたロキは、ソーを陥れ、アスガルドを手中に収めるべく時空を超えた暗躍を始めます。

ソー Vol.2 -邂逅-ラストにおいて、ソーはロキによって復活させられた祖父ボルと戦い、これを祖父と知らぬままに打倒。結果、肉親殺しの罪を負ってアスガルドを追放されることとなってしまいます。またボルの硬い肉体に魔法の鎚ミヨネアを振るったために、ソーの身体の一部とも言えるミヨネア自体も破損してしまいました。

ついに牙をむくロキの陰謀

『ソー Vol.3 -別離-』は、王位を失い、故郷アスガルドを追われ、ミヨネアは壊れかけという、ソーにとって凄まじい逆境から始まります。二心同体と言うべき人間体ドナルド・ブレイクの姿となり、愛する女神シフ復活のために動き始めるソー。
一方で、ソーの義弟ボールダーを新王に立てたアスガルドは、なんとDr.ドゥームの統治する国家ラトベリアへの移住を決定します。ロキと通じて便宜を図ったDr.ドゥームに裏の意図が無いはずもなく……。
一方、この『ソー』シリーズの見どころのひとつとして、浮世離れしたアスガルドの神々とアメリカの片田舎であるオクラホマの住人たちの、文化的ギャップの激しいコミカルな交流があげられます。特に女神ケルダと恋仲になった青年ビルは、このシリーズのもう一人の主人公と言うべき存在。美しい風の女神とダイナーの店員というギャップを越えて愛を貫く決意を持ったビルは、彼女を追ってラトベリアへと向かいます。
シフを救うため傷ついた姿で奔走するソー、ケルダやアスガルドの民のために行動すべく決意をするビル。はたして、二人の行動はどのような結末を迎えるのでしょうか……?

ソーの物語は、この後に展開する「ラトベリアン・プロメテウス」編(未邦訳)を経て、『シージ』で『ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト』から続いてきたマーベル・ユニバースのメインストリームの物語と合流。巨大なクライマックスへと繋がっていくことになります。
オクラホマに再建されたアスガルドは、『シージ』におけるラストバトルの舞台となる場所です。しかしその背景に関しては、ニューアベンジャーズを中心としたストーリーの中ではあまり語られることがありませんでした。メインシリーズのフォローアップの意味でも、この『ソー』3部作は必読(マスト・リード)であると言えるでしょう。

特別収録の二編

また本書には邦訳版特別編集として、ミニシリーズとして展開された『シークレット・インベージョン:ソー』が収録されています。タイトル通り、『シークレット・インベージョン』の直前にあたる物語ですが、『ソー』シリーズの時系列的にはちょっと前後する形で、前巻『ソーVol.2-邂逅-』に収録の『ソー』v3#10(ボールダーがアスガルドの王子となるエピソード)の直後に位置しています。
地球侵攻を開始したスクラル人は、その先触れとして地球の神々が住むアスガルドに狙いを定めます。それに対し、ソーは三戦士や彼の異星の兄弟とも言える戦士ベータ・レイ・ビルと共に立ち向かうのですが、スーパースクラルのパワーの前に思わぬ苦戦を強いられることとなり……。
『シークレット・インベージョン』本編クライマックスで特に説明もなく戦列に加わっていたソーですが、その背景にはこのミニシリーズで語られた事情があったのでした。これもまた、『シークレット・インベージョン』本編を補う意味でもマスト・リードのミニシリーズです。

さらに本書には『シークレット・インベージョン:ソー』で描かれたソーとスーパースクラルの対決に合わせる形で、1967年に刊行されたソーとスーパースクラルの初対決を描いたエピソードも収録。スタン・リーとジャック・カービーというアメコミ界のレジェンドが描いたバトルのおもしろさを併せて楽しむことができます。

この『ソー』3部作は、ニューアベンジャーズを中心としたメインストリームの流れに比べて派手な対決などは少ないかもしれません。しかしソーとアスガルドの再生をテーマに、アメリカの片田舎に現れたアスガルドの神々のキャラクターを、さらに掘り下げたシリーズだったと言えるでしょう。まさにその地上から少しだけ浮いたアスガルド同様、地に足が着くようで着かない彼らの織りなす物語は、彼らのファンでなくとも楽しめるものとなっています。
勿論『シビル・ウォー』『シークレット・インベージョン』から『シージ』にまでまたがる物語のフォローアップとしても必読のこのシリーズ、3冊揃ったこの機会に是非メインストリームとクロスオーバーさせながら読んでみてはいかがでしょうか。

文・石井誠(ライター)

2016.12.26

DC・コミックス

マイク・ミニョーラがアートを手がけた傑作!
宇宙的危機の前にダークサイドがヒーローたちと手を結ぶ!?
『コズミック・オデッセイ』

今回ご紹介するのは、DCコミックスから1988年に刊行され、現在でも名作として高い評価を得ている『コズミック・オデッセイ』です。

ジャック・カービーが生んだ新しき神々

これまでDCユニバースでは、いくつもの宇宙規模の戦いをテーマとした作品が生みだされてきました。その中でも特に重要な意味を持ち、また多くのファンに愛されたシリーズが、70年代に描かれた『フォース・ワールド』です。
1970年、マーベル・コミックスの看板ヒーローたちの生みの親のひとりである超大物アーティスト、“ザ・キング”ことジャック・カービーが、なんとDCコミックスに移籍するという大きな出来事がありました。DCコミックスによって自由な環境を与えられたカービーは、彼が持つアイディアの集大成として『フォース・ワールド』シリーズをスタートさせます。
それはDCコミックスの別次元に創造された「フォース・ワールド」で、善神イザヤ・ハイファーザーが率いる惑星ニュージェネシスと、邪神ダークサイドが率いる惑星アポコリプスという、相容れることのできない善悪二陣営の新たなる神々「ニューゴッズ」たちが熾烈で壮大な戦いを繰り広げるというものでした。
後に多くのアーティストやキャラクター造形に影響を及ぼした『フォース・ワールド』シリーズですが、特にDCコミックス最大・最強のビラン、ダークサイドの誕生によって読者からの圧倒的な支持を集める人気シリーズへと成長しました。
しかし、その人気ゆえに編集側が物語に様々な干渉をし始め、わずか3年でジャック・カービーは『フォース・ワールド』から手を引くことに。物語は多くの謎を残したまま休眠状態となってしまいました。
その後、何度か『フォース・ワールド』シリーズの再生に向けた動きがありましたが、いずれも上手く行きませんでした。
しかし1988年、ついに『フォース・ワールド』に再び脚光が当たることになります。それが、本作『コズミック・オデッセイ』だったのです。

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ダークサイドが共闘に踏み切った真意は果たして……?

かつて「フォース・ワールド」でニュージェネシスと戦っていた頃から、ダークサイドが欲していた「反生命方程式」。
そしてダークサイド同様に方程式を追い求めていたニューゴッズのひとりメトロンが、その方程式を解き明かしたことから物語は始まります。
メトロンによって別次元から解放され、この宇宙に出現した4体の反生命の分身たち。彼らが銀河系を滅ぼさんとしていることを察し、自分ひとりではそれを阻止することができないと理解したダークサイドは、ひとつの大きな決断を下します。それは永年の宿敵ニュージェネシス、そして地球のヒーローたちとの共闘でした。
ダークサイドの「計画」によって召集されたのは、スーパーマン、バットマン、グリーン・ランタン(ジョン・スチュアート)、スターファイヤー、マーシャン・マンハンター、そしてエトリガン・ザ・デーモンと分離し平穏に暮らしていたジェイソン・ブラッドの6人。彼らはニュージェネシスと組み、宇宙の危機を救うべく反生命の分身たちを追います。しかしその裏ではやはり、一筋縄ではいかないダークサイドが己の野望のため、異なる策謀を巡らせていたでした……。


サノスの生みの親ジム・スターリン+ヘルボーイの生みの親マイク・ミニョーラ!

本作は、『フォース・ワールド』の復活であると共に、同年スタートする新シリーズ『ニューゴッズ』のプロローグとしての側面もありました。
ニューゴッズの面々がヒーローたちとコンビを組む展開は、連載終了から時間が空いてしまった『フォース・ワールド』シリーズのキャラクターである彼らの認知度をあげるためでもあったのです。
この複雑な背景を持った宇宙規模の物語を構築したライターは、ジム・スターリン。以前はマーベル・コミックスに在籍し、コズミック系ヒーローであるキャプテン・マーベルやウォーロックなどの物語を担当していました。マーベル・ユニバース最強ビランの一翼を担うタイタン人、サノスを生み出したのも彼です。SF的世界観や宇宙を舞台とした冒険ものの経験を積んできたスターリンは、本作において文化が異なる4つの惑星を背景に、ヒーローとニューゴッズの苦闘を壮大なスケールで書きあげていきました。
そして作画を担当しているのは、この後『ヘルボーイ』シリーズでその名を知らしめることになるマイク・ミニョーラ。宇宙を消し去る力を持つ反生命対ニューゴッズ&ヒーロー連合軍の戦いは、彼のハイコントラストかつ繊細なアートによって、独特の迫力と雰囲気を持った叙事詩へと昇華されたと言えるでしょう。
当時はヒーローものに違和感を抱いていたというミニョーラですが、この『コズミック・オデッセイ』の筆致からは、後に『ヘルボーイ』シリーズで確立された魅力的な表現に繋がるいくつものピースを見い出せます。本作のコズミック・ホラー的な物語もまた、『ヘルボーイ』の世界観に少なからず影響を与えていることでしょう。
またカラーリングも当時主流であった色指定による彩色ではなく、水彩が使われているのが本作の特徴です。ミニョーラの筆致と共に、緻密で流麗な彩色が世界観に深い味わいを与えています。
ジム・スターリンとマイク・ミニョーラという実力派の大物がタッグを組むことによって生まれた至高の名作をぜひ体感してください!

文・石井誠(ライター)


刊行中のマイク・ミニョーラ執筆作品

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2016.12.15

その他

『スター・ウォーズ・コミックシリーズガイド』配布開始(ダウンロードもできます!)

ヴィレッジブックス刊行のスター・ウォーズ関連タイトルを網羅した
『スター・ウォーズ・コミックシリーズガイド』を作成しました!

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コミック、小説、アートブックなど多岐に渡る刊行物の、
それぞれのシリーズや特徴、見どころをまとめた作品紹介をはじめ、
登場人物紹介、映画本編と合わせた時系列がわかるタイムライン表など
充実の内容でスター・ウォーズ"正史(カノン)"のサブストーリー世界がわかる一冊となっております。

もちろん「無料」です!

下記の書店さまにてGETできます!

またお近くに該当書店がない方は、
以下のPDFデータ版をぜひご活用ください。




<配布書店>

北海道
ジュンク堂書店 旭川店

宮城県
喜久屋書店 仙台店

山形県
戸田書店 三川店
くまざわ書店 山形店

茨城県
富士書店 つくば店

栃木県
喜久屋書店 宇都宮店

群馬県
紀伊國屋書店 前橋店
ヴィレッジヴァンガードイオンモール太田店
ヴィレッジヴァンガードイオンモール高崎店

埼玉県
ヴィレッジヴァンガードアリオ川口店
BookDepot書楽
ヴィレッジヴァンガード ウニクス上里店
ジュンク堂書店 大宮高島屋店

東京都
紀伊國屋書店 新宿本店
SHIBUYA TSUTAYA
書泉ブックタワー
書泉グランデ
ジュンク堂書店 池袋本店
丸善 丸の内本店
オリオン書房 ノルテ店
K-BOOKS秋葉原新館
ブックスルーエ
三省堂書店 池袋本店
芳林堂書店 高田馬場店
明正堂 アトレ上野店
ブックエキスプレス エキュート上野店
コミックプラザ×アニメイト
くまざわ書店 八王子店 コミック・ビーワン
ブックファースト 新宿店
有隣堂 ヨドバシAKIBA店
三省堂書店 神保町本店
リブロ 吉祥寺店
コミック高岡
ヴィレッジヴァンガード 三軒茶屋店
STORY STORY
COMIC ZIN 新宿店
文教堂書店 二子玉川店
丸善 お茶の水店
あおい書店 中野本店
真光書店 本店
三省堂書店 アトレ秋葉原1
オリオン書房 ルミネ店
ヴィレッジヴァンガード 下北沢
ジュンク堂書店 大泉学園店
今野書店 コミック店
啓文堂書店 府中店
NET21恭文堂コミッククラフト店
ジュンク堂書店 吉祥寺店
オリオン書房 アレア店
ヴィレッジヴァンガード 立川ルミネ店
ジュンク堂書店 立川高島屋店

千葉県
丸善 津田沼店
三省堂書店 カルチャーステーション千葉
ときわ書房 本店
ジュンク堂書店柏モディ店
住吉書房 シャポー市川店
くまざわ書店 モラージュ柏店

神奈川県
有隣堂 コミック王国横浜駅西口店
丸善 ラゾーナ川崎店
紀伊國屋書店 ららぽーと横浜店
有隣堂 藤沢店
三省堂書店 海老名店
丸善 横浜ポルタ店
有隣堂 厚木店
ヴィレッジヴァンガード 横浜ルミネ店
伊勢原書店 秦野店

長野県
文教堂 JOY松本店

新潟県
ジュンク堂書店 新潟店
知遊堂三条店
知遊堂 亀貝店

富山県
BOOKSなかだ 本店 コミックラボ
喜久屋書店 高岡店

静岡県
谷島屋 浜松本店
明屋書店 イケヤ高林店
ヴィレッジヴァンガードイオンモール富士宮

愛知県
三省堂書店 名古屋高島屋店
ジュンク堂書店 ロフト名古屋店
MARUZEN 名古屋本店
ヴィレッジヴァンガード 名古屋みなと店
カルコス 扶桑店
カルコス 一宮店
ヴィレッジヴァンガード 安城店
ヴィレッジヴァンガードイオンモール東浦店
カルコス 小牧店
ヴィレッジヴァンガード 刈谷店

岐阜県
カルコス 各務原店
カルコス 穂積店

滋賀県
VVイオンモール草津店

京都府
JQストア京都店
喜久屋書店 漫画館京都店
大垣書店 イオンモールKYOTO店

大阪府
ジュンク堂書店 難波店
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
紀伊國屋書店 梅田本店
わんだーらんど なんば店
ブックファースト コミックランド梅田店
ジュンク堂書店 大阪本店
喜久屋書店 漫画館阿倍野店
ハーベストヴィレッジ なんばパークス
ヴィレッジヴァンガードイオン喜連瓜破店

兵庫県
ジュンク堂書店 三宮店
ヴィレッジヴァンガード 神戸ハーバーランドumie
ジュンク堂書店 西宮店

岡山県
喜久屋書店 漫画館倉敷店

広島県
MARUZEN&ジュンク堂書店 広島店
ヴィレッジヴァンガード広島サンモール
啓文社 ポートプラザ店

鳥取県
ブックセンターコスモ 岩吉店

愛媛県
ジュンク堂書店 松山店
ヴィレッジヴァンガード エミフルMASAKI

香川県
宮脇書店 総本店

福岡県
TSUTAYA 福岡天神店
ジュンク堂書店 福岡店
丸善 博多店
積文館書店 本城店

宮崎県
ヴィレッジヴァンガード  宮崎MRT

鹿児島県
ジュンク堂書店 鹿児島店

沖縄県
ジュンク堂書店 那覇店

2016.12. 6

マーベル・コミックス

多元宇宙崩壊の危機にイルミナティ復活!
『ニューアベンジャーズ:エブリシング・ダイ』

今回は邦訳第6弾であり、『ニューアベンジャーズ』第3期シリーズのスタートを切ると共に、「マーベルNOW!」が迎える初の大型クロスオーバー『インフィニティ』(2017年発売予定)へと繋がる作品『ニューアベンジャーズ:エブリシング・ダイ』を紹介していきます。

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ニューアベンジャーズ』のタイトルは、これまで2004年~2010年まで続いた『ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト』から『シージ』までの第1期、2010年~2013年のルーク・ケイジを中心にチームが再編され、『ヒロイックエイジ』シリーズと絡んだ第2期(未邦訳)がありました。本作『ニューアベンジャーズ:エブリシング・ダイ』は、マーベル全シリーズのリニューアルキャンペーン「マーベルNOW!」と合わせてスタートした第3期の冒頭エピソードにあたります。
この第3期『ニューアベンジャーズ』タイトルで活躍するのは、アイアンマン、Mr.ファンタスティック、Dr.ストレンジ、ブラックボルト、サブマリナーという、ヒーローコミュニティ内の重鎮たちが集まって結成した秘密結社「イルミナティ」のメンバー。
そこに、ワカンダの王ブラックパンサー、死亡したプロフェッサーXの代わりにインフィニティ・ジェムを受け継いだビーストが加わる形となっています。
秘密結社「イルミナティ」のメンバーが持つ背景は、『ニューアベンジャーズ』第1期内のミニシリーズとして展開した『ニューアベンジャーズ:イルミナティ』(通販限定)の物語を引き継いでいます。

シリーズ全編を通して語られる宇宙的危機「インカージョン」とは?

ブラックパンサーが治めるアフリカの小国ワカンダでの宇宙的異変を解明するため、再召集されたイルミナティの面々とキャプテン・アメリカ。
彼らは謎の女性、ブラックスワンによって、異なる次元に存在する地球同士が次々に引き合い衝突を起こす「インカ―ジョン」が起こっていることを知らされます。
自分たちが住む地球を守るためには、同様に人間が住む別次元の地球を破壊するべきなのか?
犠牲か、滅亡か。
ヒーローの中でもトップクラスの能力者で、人々を守るためならば一線を越える覚悟を持つイルミナティが選んだ結論とは?
本作ではこの多元宇宙の崩壊という巨大スケールの危機によって、彼らの厳しくも魅力的な一面が描き出されていきます。

『シビル・ウォー』に代表される第1期『ニューアベンジャーズ』シリーズの大型クロスオーバーでは、シリーズライターのブライアン・マイケル・ベンディスによって「正義と悪」「アメリカという国家や社会」などをテーマに、ヒーローのあり方が描かれてきました。
「マーベルNOW!」において、そうしたシリーズ全体の物語を紡ぐ役目は、ジョナサン・ヒックマンという新鋭のライターに受け継がれました。ヒックマンによるSFやファンタジー要素の強い、尋常ではない規模の物語は、かつての『クリー/スクラル戦争』、『シークレット・ウォーズ』、『インフィニティ・ガントレット』といった大作クロスオーバーで描かれた要素を、いかに現代的な形で甦らせ、表現していくかというテーマをも持っているのです。

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「マーベルNOW!」でリニューアルした各タイトルもそれぞれ大事件から物語のスタートを切っていますが、『ニューアベンジャーズ:エブリシング・ダイ』はその物騒なサブタイトル(エブリシング・ダイ=すべてが死ぬ)の通り、そうした大事件を大幅に上回るレベルの事件が描かれます。
これと同じく宇宙的スケールの厄災が起きているのが発売中の『アベンジャーズ:アベンジャーズ・ワールド』。宇宙を旅して種の再創生を行う者たちと、アベンジャーズの物語は、『アベンジャーズ:ラスト・ホワイト・イベント』(2017年1月発売)を経て本作『ニューアベンジャーズ:エブリシング・ダイ』と合流。「マーベルNOW!」初となる大型クロスオーバーである『インフィニティ』へとなだれ込み、怒濤の展開を見せていきます。
来たる『インフィニティ』を楽しむためにも、シリーズ時系列順に『アベンジャーズ:アベンジャーズ・ワールド』→『ニューアベンジャーズ:エブリシング・ダイ』→『アベンジャーズ:ラスト・ホワイト・イベント』の三冊の通読がお勧めです!

文・石井誠(ライター)

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ドクター・ストレンジ:ウェイ・オブ・ウィアード

ジェイソン・アーロン=著

クリス・バチャロ=絵

御代しおり=翻訳

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